FTP は、バランスシートの構造の管理と、リスクを調整した後の収益性の測定に使います。割り当てた額は、商品の価格、事業部門の指標、新商品の承認に入れることが望ましいとされます。資金調達のコストには、保有期間が長い資産ほど高いコストを割り当てる考え方があります。

10 億円の資金を 5 年使う取引で、期間別の率が年 1.20% の架空の例で考えます。5 年で 6,000 万円を割り当てます。一律の年 0.50% なら 2,500 万円で、3,500 万円少なくなります。

税務の移転価格は、国をまたぐグループ内の取引に付ける価格で、FTP とは別のものです。時価に資金のコストを入れる FVA は、評価の調整で、事業部門への社内の割り当てである FTP とは目的が違います。