業務・システム
業務(金融機関内)
フロント・ミドル・バックの役割と、約定の管理、日次の時価と損益、担保管理、決済、報告の業務です。
入門3 ページ実務7 ページ
1組織と役割
この章の理解度チェック理解度チェック: 組織と役割2日々の業務
- 入門約定の管理取引をした部署とは別の部署が入力を確かめ、誤りがあれば訂正し、確かめ終えた取引を取引相手との照合に回します。
- 実務取引期間中のイベント処理期間中のイベントによって、取引は続くか、終わるか、別の取引に置き換わります。
- 実務日次の時価と損益の確定取引をする人が自分の損益を決めると誤りや不正が隠れるため、損益はフロントの数字をそのまま使わず、取引をしない部署が確かめます。
- 実務リスク管理の日次業務リスク管理部門がフロントを牽制するには、リスクの計測と報告書の作成の作業がフロントから独立している必要があります。
- 実務担保管理閾値、最低受渡額、受け入れる担保の種類とヘアカット、付利の金利は相手との契約ごとに違うため、毎日の計算は相手ごとの条件で行います。
- 入門決済決済が予定どおりにできないと、受け取るはずの資金を失ったり、穴埋めの資金を急いで集めたりすることになります。
3会計・報告・監査
- 実務規制当局への報告取引情報は取引ごとに取引情報蓄積機関へ送り、自己資本比率やリスクの状況は決まった時期に当局へ送ります。
- 実務会計処理の業務取引は、契約書の写しを裏付けに元帳へ記入し、決済日と評価し直すたびに更新します。
- 実務監査への対応金融機関は、社内の内部監査、監査法人による外部監査、金融庁の検査と日本銀行の考査を、実施する者も根拠も違う別々の監査として受けます。