米国の連邦準備制度理事会の検査の手引き(1998 年と 2003 年の節)の説明では、取引を執行するトレーダーにさせない仕事はどれですか。
理解度チェック: 組織と役割
最終確認日: 2026年9月26日
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「組織と役割」の章の内容を確かめる 2 問の問題です。選択肢を選んで「回答する」を押すと、正解と解説が出ます。「正解と解説」を開いて、先に答えを見ることもできます。
問 1
正解と解説
正解: C
検査の手引きは、取引を執行する人に、取引確認書(コンファメーション)への署名、記録の照合、担保の支払いの管理をさせないとしています。こうした仕事を分けるのは、取引をする人が記録や支払いも受け持つと、損失を隠したり資産を着服したりしても、ほかの人が気づけないためです。同じ人や部署に、取引と、その記録・確認・決済を兼ねさせないことを職務の分離といいます。
検査の手引きの説明では、ほかの 3 つは、フロント(営業・トレーディング)のトレーダーがする仕事です。トレーダーは、取引を結ぶ前に、取引相手の与信枠と自分の限度枠に収まるかを確かめます。取引を時刻の順に記録するブロッターも、自分で持ちます。日中には自分の持ち高を評価し、自分の損益とリスクも計算します。
詳しくは: フロント・ミドル・バックの役割
問 2
正解と解説
正解: B
バックの仕事の一部を、取引から独立したミドルにまとめる金融機関もあります。検査の手引きのいうバックも、1 つの部署のこともあれば、財務管理、リスク管理、経理、証券の保管のような複数の単位のこともあります。部署の分け方に、1 つの決まった形はありません。
検査の手引きは、取引の業務は金融機関によって大きく違うとし、その理由に、取引の規模、組織の形、システムの高度さ、扱う商品の種類と複雑さなどを挙げています。そのため、ある金融機関に求められるやり方が、ほかの金融機関には要らないこともあります。限度に照らした取引の監視とリスクの報告は、バックがすることもあれば、独立したリスク管理の部署がすることもあります。検査の手引きが挙げる監視の担当は、バックと独立したリスク管理の部署で、内部監査部門は挙げられていません。この部署は、監査を受ける部署から独立して、管理の仕組みが働いているかを確かめる部署です。
詳しくは: フロント・ミドル・バックの役割