ISO 20022 は、メッセージの文法を細かく決めるのでなく、業務の流れをもとに、メッセージの項目と意味を整理する技術と方法を定めています。決済、証券などの分野ごとに作られたメッセージの定義は、登録機関のレポジトリに登録され、公開されます1。

証券の分野で使われていた ISO 15022 の後継として開発が始まり、金融業務の全般に使える標準として、2004 年に制定されました2。登録機関は、SWIFT が務めています3。

注

  1. TC68 国内委員会事務局「ISO 20022 の概要」(2015 年 3 月)の 3 ページ(第 3 節)と 9〜10 ページ(第 5 節)。 ↩

  2. 同資料の 2 ページ(第 2 節)。 ↩

  3. 日本銀行「決済システムレポート 2024」(2024 年 9 月)の 54 ページ、図表 39。 ↩