ノストロ口座を持つ金融機関は、支払いの前に、口座に必要な資金があるかを残高の見積もりで確かめます。残高が足りないまま払うと、口座がマイナスになるオーバードラフトのリスクがあります。口座の照合は、その口座の残高に影響する取引の処理に関わっていない人が、できるだけ早く行います1。

決済システムレポートは、受取銀行が送金銀行の口座から資金を引き落として受取人に入金する例で、この口座を送金銀行から見たノストロ口座と呼んでいます2。

注

  1. グローバル外為市場委員会「グローバル外為行動規範」(2024 年 12 月版、東京外国為替市場委員会による仮訳)の原則 53(50〜51 ページ)と原則 54(51 ページ)。 ↩

  2. 日本銀行「決済システムレポート 2024」(2024 年 9 月)の 42 ページ、注 30。 ↩