多くは、閾値(担保を差し入れない限度額)を格付けに連動させる形です。格付けが下がると閾値が小さくなり、同じ時価でも担保が増えます1。
AIG の CDS には、AIG の格付けが一定の水準を下回ると、担保を差し入れる義務が生じる契約や、閾値が下がる契約がありました。2008 年 9 月 15 日の格下げでは、担保の請求と解約の支払いで約 200 億ドルが必要になりました2。
AIG の最初の担保の請求は、格付けトリガーではなく、参照する CDO の時価の悪化から生じました。格付けトリガーは、AIG がすでに苦しくなった後に、困難を大きくしました3。