外国為替の取引について、グローバル外為行動規範は、取引関係にある相手と、該当するすべての商品と通貨について、実務上できる限り SSI を使うよう求めています。個々の取引は、決済日の時点で有効な SSI に従って決済します。SSI の入力、認証、維持は、トレーディングと営業の担当から分けた担当者が受け持ちます。SSI には使い始める日を決め、追加と修正は 2 人以上の確認を経て承認し、変えるときは前もって取引相手に知らせます1。

SSI を使うと、資金を誤って送ることで生じる食い違いの件数と額を大きく減らせます(1998 年の米国の連邦準備制度理事会の検査の手引き2)。

注

  1. グローバル外為市場委員会「グローバル外為行動規範」(2024 年 12 月版、東京外国為替市場委員会による仮訳)の原則 51(49〜50 ページ)。英語の原文は FX Global Code(2024 年 12 月版)の Principle 51。仮訳の「取引実行日」は、原文では value date。 ↩

  2. Board of Governors of the Federal Reserve System「Trading and Capital-Markets Activities Manual」の Section 2060.3「Operations and Systems Risk (Back-Office Operations): Examination Procedures」(1998 年 2 月)の 3〜4 ページ。 ↩