コール市場の「コール」は、もとは呼べば直ちに戻ってくる資金(money at call)という意味です1。オプション取引のコール・オプションを略した「コール」とは別のもので、コール市場は短期の資金を貸し借りする場、コール・オプションは原資産を買う権利です。このサイトでは文脈で区別します。

参加するのは、銀行や保険会社、証券会社といった金融機関と、取引を仲介する短資会社などです1。担保を付ける有担保コール取引と、付けない無担保コール取引があります。無担保コール取引では、約定日に資金を渡して翌営業日に返す翌日物(オーバーナイト物)が中心です1。

無担保コールの翌日物の金利をもとに、日本銀行が営業日ごとに公表する指標金利が TONA です2。

注

  1. 日本銀行「コール市場」(教えて!にちぎん)。1 段落目(money at call)、2 段落目(参加者)、3 段落目(有担保と無担保)、5 段落目(翌日物が中心)。 ↩ ↩2 ↩3

  2. 日本銀行「リスク・フリー・レートに関する勉強会」の OIS 資料(無担保コール O/N 物レート(確報値)を日本銀行が公表)。 ↩