固定の配当レートは、契約を結ぶ時点で買い手にとっての価値がゼロになるように決めます。満期に、買い手は実現した配当と固定の配当レートの差を受け取るか、払います1。
固定の配当レートが 20 ポイントの架空の例で考えます。実現した配当が 24 ポイントなら、買い手は 4 ポイントの利益、売り手は 4 ポイントの損失です。実現した配当が 14 ポイントなら、買い手は 6 ポイントの損失、売り手は 6 ポイントの利益です。
取引所の配当先物と違い、配当スワップは、モデル上は日々の値洗いを置きません。このため、金利と配当に依存関係があると、同じ期間の配当先物と価格が異なります。詳しくは記事「配当スワップと配当先物」で説明しています。
注
-
Damir Filipović、Sander Willems「A Term Structure Model for Dividends and Interest Rates」(arXiv:1803.02249 v3、2020 年 5 月 23 日)の 6.2 節 "Dividend forwards"(20 ページ)。 ↩