制度の対象の事業者は、毎年の排出量に見合う排出枠を制度に提出します。枠は配られるか入札で買い、足りない分は事業者の間で買い、余った分は売ることも持ち越すこともできます。
排出量が年 10,000 トンの事業者が、8,000 排出枠を配られた架空の例で考えます。足りない 2,000 排出枠を 1 排出枠 80 ユーロで買えば、費用は 16 万ユーロです。市場の価格が 100 ユーロなら 20 万ユーロ、60 ユーロなら 12 万ユーロになり、価格が下がると費用は減り、上がると増えます。
排出削減の実績を認証したクレジットとは別のものです。EU の法令では、排出枠は金融商品にあたり、ボランタリー・クレジットは金融商品にあたらないと、金融庁の資料は紹介しています。