引き渡しは、顧客の指示で行われます1。引き渡しを受けるブローカーを、OSTTRA の資料は Prime Broker と呼びます。OSTTRA の説明では、執行したブローカーや投資運用会社が、取引の内容を引き渡し先に送り、引き渡し先が突き合わせ、一致すると確認が返ります2。
資産運用会社の J 社が K 銀行で執行した取引を、J 社の指示で L 銀行に引き渡す架空の例で考えます。その取引は L 銀行へ移ります。K 銀行から L 銀行への引き渡しがギブアップです。取引を J 社の口座ごとに振り分けるのは割当です。OSTTRA の資料は、ブロックと割当の両方の水準の内容を引き渡し先へ送る形と、ギブアップを通して割り当てる形を挙げます。割当とギブアップのどちらが先になるかは、一つに決まっていません。