0〜3%、3〜7%、7〜10% のトランシェのインプライド相関があれば、0〜3%、0〜7%、0〜10% のベース相関を出せます1。トランシェ 〜 の損失は、0〜 のエクイティ・トランシェの損失から 0〜 の損失を引いた値で、 と に別々のベース相関を使って評価します2。
0〜3% のベース相関が 0.1 で期待損失が 89.7%、0〜7% のベース相関が 0.3 で期待損失が 53.5% の架空の例で考えます。3〜7% のトランシェの期待損失は、丸めない値(0.53484 と 0.89737)で 、約 26.3% です。
トランシェごとに 1 つの相関を出すコンパウンド相関と違い、ベース相関は上端に対して滑らかになり、標準でない上端のトランシェを補間で評価しやすくなります2。一方で、1 つのトランシェの 2 つの端を別々の相関で評価するため、期待損失が負になる場合があります2。
注
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Christoffersen、Ericsson、Jacobs、Jin の講演資料(Bank of Canada Fixed Income Conference、2008 年 9 月 13 日)の 7 枚目。 ↩
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Damiano Brigo、Andrea Pallavicini、Roberto Torresetti, "Credit Models and the Crisis, or: How I learned to stop worrying and love the CDOs"(arXiv:0912.5427v3、2010 年 2 月)の 3.2〜3.3 節(23〜28 ページ)。 ↩ ↩2 ↩3