満期に 1 回だけ受け取る形(ゼロクーポン型)と、1 年分のオプションを毎年並べた形があります。ゼロクーポン型では、満期に、想定元本に「期間全体の物価の上昇率がストライクを年数だけ複利にした値を超えた分」を掛けた金額を受け取ります。毎年の形では、各年の上昇率がストライクを超えた分に想定元本を掛けた金額を、年ごとに受け取ります。

想定元本 100 億円、ストライク 年 3% の 1 年分の架空の例で考えます。その年の物価の上昇率が 5% のとき受け取りは 2 億円で、3% 以下なら 0 円です。買い手は開始時にプレミアムを払うため、上昇率がストライクを超えなければ、損失はプレミアムだけです。

インフレ・キャップは物価指数から求めた上昇率を参照し、満期の 2〜3 か月前の指数で受け取りが決まります。