取引の開始時には受け払いがなく、満期に 1 回だけ受け払うゼロクーポン型と、期間中の毎年受け払う形があります。ゼロクーポン型では、一方が想定元本に期間全体の物価の上昇率を掛けた額を、もう一方が想定元本に固定の率を期間の年数だけ複利にした率を掛けた額を払います。実際には、2 つの額の差額だけを受け渡します。
想定元本 100 億円、期間 5 年、固定の率 年 2% のゼロクーポン型の架空の例で考えます。固定の側の額は約 10 億 4,081 万円です。物価指数が 5 年で 15% 上がれば物価に連動する側の額は 15 億円で、固定の率で払う側が差額の約 4 億 5,919 万円を受け取ります。物価指数が 5% しか上がらなければ額は 5 億円で、固定の率で受け取る側が差額の約 5 億 4,081 万円を受け取ります。