適格流動資産は、ストレス時にも大きく値下がりせずに換金でき、換金の障害がない資産で、現金、中央銀行預け金、国債などです。純資金流出額は、30 日間の資金流出から資金流入を引いた額です1。

適格流動資産が 12 兆円、純資金流出額が 10 兆円の架空の例で考えます。LCR は 120% です。純資金流出額が 13 兆円に増えると約 92% に下がり、100% を下回ります。日本では、国際統一基準の銀行に 2015 年から段階的に適用されています。

注

  1. 金融庁「バーゼル規制の概要」(2026 年 8 月)の 7 ページ「流動性カバレッジ比率(LCR)」。 ↩