FSB が 2015 年 11 月 9 日に最終版を公表した基準で、バーゼル III の最低所要資本とは別に、処理対象会社に最低水準を求めます。最低水準は、リスク・アセットの 16%(2019 年 1 月 1 日から)と 18%(2022 年 1 月 1 日から)、バーゼル III のレバレッジ比率の分母の 6%(2019 年)と 6.75%(2022 年)です。
リスク・アセットが 50 兆円のグループに 18% の最低水準が当てはまる架空の例で考えます。TLAC は 9 兆円以上です。レバレッジ比率の分母が 150 兆円で 6.75% が当てはまるなら 10 兆 1,250 億円以上で、両方を満たす必要があるため、大きいほうが実際の水準です。
預金保険で守られた預金、デリバティブから生じる負債などは、TLAC に算入できません。