Carr と Wu は、バリアンス・スワップレートをオプションの組み合わせで近似し、事後に観測された実現バリアンスとの差で、バリアンス・リスク・プレミアムを測りました。バリアンス・スワップレートが 400(ボラティリティで 20%)、実現バリアンスが 256(16%)の架空の例で考えます。差は 256 − 400 = −144 です。この差が負なら、バリアンスの売り手が受け取る額が買い手の払いを上回ります。
同論文では、1996 年 1 月から 2003 年 2 月までのデータで、S&P 500 指数などの平均が強い負の値でした。ただし、これは過去の平均の向きで、期間ごとの値は平均のまわりにばらつくため、個々の期間では実現がインプライドを上回り、売り手が損をすることもありえます。