買い手の受け取りは、想定元本 ×(実現ボラティリティ − ストライク)です。ストライクは、ボラティリティで言えば 30% のように表し、想定元本は、ボラティリティ 1 ポイントあたりの金額で表します。
ストライクが 20%、想定元本が 100 万円(ボラティリティ 1 ポイントあたり)の架空の例で考えます。実現ボラティリティが 25% なら買い手は 500 万円を受け取り、15% なら 500 万円を払います。
バリアンス・スワップとの違いは、受け取りがボラティリティの 1 次式になる点です。バリアンス・スワップの公正なストライク(バリアンスの値)の平方根より、ボラティリティ・スワップの公正なストライクは低くなります。また、ボラティリティ・スワップには、バリアンス・スワップと違い、単純な複製の方法がなく(Goldman Sachs の 1999 年の資料による)、評価にボラティリティのボラティリティの仮定が要ります。