権利行使をしても差額が出ないか、差額がマイナスになるとき、買い手は権利を行使しません。コールなら、満期の原資産の価格が行使価格以下のときです。プットなら、行使価格以上のときです。この場合、買い手の損失は、最初に払ったプレミアムまでで、それ以上は増えません1。
原資産の価格が行使価格とちょうど等しいときは、行使しても行使しなくてもよい場面ですが、行使には手数料などの費用がかかるため、一般には権利放棄になると説明されています2。
オプションの売り手から見ると、買い手が権利放棄をすれば、売り手の利益は、受け取ったプレミアムの額になります2。