SA-CCR のアドオンは、金利、為替、クレジット、エクイティ、コモディティの資産クラスごとに計算し、足し合わせた合計に乗数を掛けて将来の潜在的なエクスポージャー額(PFE)にします1。
想定元本 100 億円、残り 5 年で担保の契約がない円建てスワップの架空の例で考えます。実効想定元本は 442.40 億円で、掛目 0.50% を掛けたアドオンは 2.21 億円です。
資産クラスごとの掛目は、金利 0.50%、為替 4% のように違います。担保の契約がある取引のマージン期間調整値は、残存期間でなく MPOR から決まります。残存期間(250 営業日が上限)が MPOR の 2.25 倍を超える取引では、担保なしより調整値が小さくなり、アドオンも小さくなります。残存期間が短い取引では、逆になることもあります。
注
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「銀行法第十四条の二の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成十八年金融庁告示第十九号。金融庁の全体版)第 79 条の 2 第 6 項(192〜193 ページ)、第 11 項〜第 15 項(194〜204 ページ)。 ↩