CS01 は Credit DV01(CDV01)とも呼ばれます1。どのスプレッドを動かすかで値が変わります。満期ごとのスプレッドを 1 つずつ 1bp 動かして求めた値の並びがバケットごとの CS01、すべてを同時に動かした値が平行の CS01 で、両者の合計は、動かす幅が有限なので厳密には一致しません。

CS01 が 1bp あたり 2 万円の CDS を持つ架空の例で考えます。スプレッドが 10bp 上がれば 20 万円増え、10bp 下がれば 20 万円減ります。幅が小さい範囲の見積もりで、大きく動くと値は変わります。

DV01 は金利の 1bp の上昇に対する時価の変化額で、CS01 はクレジット・スプレッドの 1bp の上昇に対する変化額です。CVA にも、取引相手のスプレッドが 1bp 動いたときの変化額として同じ考え方を当てはめて使います。バーゼル銀行監督委員会の CVA の標準的方式は、リスクファクターが一定の幅動いたときの CVA の変化額(感応度)をもとに、所要自己資本を計算します。

注

  1. OpenGamma Quantitative Research "The Pricing and Risk Management of Credit Default Swaps, with a Focus on the ISDA Model"。 ↩