SA-CVA は、取引相手の信用スプレッドに加え、エクスポージャーを動かす金利、外国為替、参照先の信用スプレッド、株式、コモディティの感応度を使います。感応度の種類はデルタとベガで、ベガは取引相手の信用スプレッドを除く 5 つのリスク・クラスで算出します1。FRTB の標準的方式と同じ感応度ベースの枠組みを使います2。
SA-CVA を使う銀行は、CVA リスク相当額を月ごとに算出して金融庁長官に報告し、承認の基準として、CVA デスクの設置などを満たす必要があります3。ネッティング・セットのうち、SA-CVA を使うのが適切でないものには、BA-CVA を使います4。
SA-CVA の資本は、リスク・クラスごとの資本を相関なしで足し合わせて求めます2。計算の式は、記事「CVA リスクの資本賦課」に書いています。
注
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「銀行法第十四条の二の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(金融庁の全体版、2026 年 8 月 24 日更新)第 270 条の 4 の 7(401〜402 ページ)。 ↩
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金融庁、日本銀行「「信用評価調整(CVA)リスクの最低所要自己資本」の概要」(2018 年 2 月)の「5.標準的方式(SA-CVA) ~計算の概要~」(6 ページ)。 ↩ ↩2
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同告示第 270 条の 4 の 6(401 ページ)、第 270 条の 4 の 38 第 2 項第 3 号(426 ページ)。 ↩
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同告示第 270 条の 4 の 14 第 1 項(406 ページ)。 ↩