IFRS 第 9 号での調整の方法は、ヘッジ対象の量を増やす、ヘッジ手段の量を減らす、ヘッジ手段の量を増やす、ヘッジ対象の量を減らすの 4 つです。調整はヘッジ関係の継続として扱い、調整の直前に非有効部分を測って損益に計上します。

S 社が商品 100 トンを先渡取引 100 トンでヘッジしていて、ヘッジ手段を 90 トンに減らす架空の例で考えます。外した 10 トン分の先渡取引は、ほかのヘッジ関係に指定しなければ、損益を通じて公正価値で測ります。

リスク管理の目的が変わったときは、調整ではなく、ヘッジ会計の中止になります。ヘッジ手段のデリバティブが債務不履行になる場合のように、比率を変えても補えない変化も、調整の対象になりません。