国債先物が標準物を使う方式には、取引の対象を取り替えなくてよい、銘柄ごとの違いが入り込まない、価格が途切れず続くといった長所があり、海外の債券先物でも広く使われていると、日本取引所グループは説明しています1。JPX の英語のページでは standardized bond と書きます2。

大阪取引所には、標準物ごとに違う国債先物が上場しています。商品一覧では、中期国債標準物が利率 3%、期間 5 年、長期国債標準物が 6%、10 年、超長期国債標準物が 3%、20 年です3。

最終決済で受け渡す国債は、受渡適格銘柄と呼ばれます45。受け渡す銘柄の選び方(最割安銘柄)や代金の計算(交換比率)は、国債先物の解説と記事で扱います。

注

  1. 日本取引所グループ「標準物」(用語集)。 ↩

  2. 日本取引所グループ「JGB Futures Overview」(英語版)の About JGB Futures。"standardized bonds" と書く。 ↩

  3. 日本取引所グループ「商品一覧(先物・オプション)」の国債証券の欄(中期国債標準物 3%・5 年、長期国債標準物 6%・10 年、超長期国債標準物 3%・20 年)。 ↩

  4. 日本取引所グループ「商品概要(国債(JGB)先物)」の商品概要の 1 段落目。 ↩

  5. 日本取引所グループ「受渡適格銘柄」(用語集)。国債先物取引の受渡決済で、売方から買方に引き渡すことのできる銘柄という説明。 ↩