レベルが優先するのは、評価技法ではなく、技法に使う入力です。レベル 1 の相場は、利用できるなら調整せずに使います。現在価値技法で求めた公正価値は、測定全体にとって重要な入力がどのレベルかによって、レベル 2 にもレベル 3 にもなります。

たとえば、店頭の金利スワップを、観測できる金利カーブで割り引いて評価するなら、レベル 2 の測定です。観測できない入力が重要な意味を持つなら、同じ金利スワップでもレベル 3 になります。

レベルは商品の種類では決まりません。同じ種類のデリバティブでも、使う入力によってレベルが分かれます。