日本銀行の資料は、仕組貸出の例として、クレジット・リンク・ローン、リバース・フローター・ローン、CMS ローンを挙げています1。

変動金利で借りた 10 億円のローンに、固定金利の年 1.5% を払い指標金利を受け取る金利スワップを組み合わせる架空の例で考えます。指標金利が 1.5% より低いとき、借り手の支払いは組み合わせない場合より増えます。1.5% より高いときは減ります。

金融庁の監督指針は、融資取引にオプションやスワップなどのデリバティブ取引が含まれるときの、銀行の説明態勢の着眼点を挙げています2。

注

  1. 日本銀行金融機構局 金融高度化センター「仕組商品投資のリスク把握と管理」の 3 ページ「1.仕組商品とは」の本文と表。 ↩

  2. 金融庁「主要行等向けの総合的な監督指針」(令和 8 年 10 月)のⅢ-3-3-1-2(2)①イ(217 ページ)。 ↩