顧客と契約する法人とブッキング法人が同じ場合は、ブッキング法人をどれにするかで、取引の当事者となる法人、一括清算で差し引ける範囲、担保を受け渡す相手が決まります。別の場合は、顧客と契約するのは営業法人で、ブッキング法人とはグループ内の取引を結びます。金融庁の資料には、取引を載せるグループ会社を指す「ブッキングエンティティ」の語と、グループ内で取引を付け替える目的を指す「ブッキング戦略」の語があります。
「ブッキング」は、このサイトでは、どの法人の帳簿に取引を載せるかの意味で使います。約定した取引をシステムに記録する約定の入力とは別の意味です。外国銀行の支店の監督で金融庁が使う「勘定店」は、法人ではなく取引を管理する拠点を指します。