OCC は 1863 年の国法通貨法で、財務省の局として作られました1。権限は、現在は合衆国法典第 12 編第 1 条が定め、銀行の安全性と健全性に加えて、法令の順守、金融サービスへの公平なアクセス、顧客の公正な扱いを確保する責任を負います2。

デリバティブの規制では、監督する銀行に規則を出す当局として出てきます。ボルカー・ルールでは、OCC が 12 CFR Part 44 を出し、国法銀行や連邦貯蓄組合、それらの子会社などに適用されます3。また、スワップ・ディーラーなどとして登録した国法銀行や連邦貯蓄組合には、12 CFR Part 45 が、清算されないスワップの最低限の証拠金と資本を定めます4。

注

  1. OCC「History」(2026 年 10 月 13 日に取得)の記述。監督の対象は、同「Who We Are」の記述。 ↩

  2. 12 U.S.C. § 1(a)(2026 年 10 月 13 日に取得)。"There is established in the Department of the Treasury a bureau to be known as the Office of the Comptroller of the Currency" と、その責任を書く。 ↩

  3. 12 CFR § 44.1(2026 年 10 月 13 日に取得)の (a) と (c)。OCC が 1956 年銀行持株会社法第 13 条に基づいて出し、国法銀行、連邦支店と連邦代理店、連邦貯蓄組合などを対象とする。 ↩

  4. 12 CFR § 45.1(2026 年 10 月 13 日に取得)の (b) と (c)。国法銀行、連邦貯蓄組合、外国銀行の連邦支店と連邦代理店などで、スワップ・ディーラー等として登録したものを対象とし、清算されないスワップと証券ベースのスワップが対象。 ↩