オークションは 2 段階で行います。第 1 段階では、ディーラーの買い気配と売り気配から中値を求め、現物決済を望む参加者の売りと買いの申し込みの差し引き(オープン・インタレスト)を求めます。第 2 段階では、指値注文をオープン・インタレストと突き合わせて最終価格を決めます。オークションによる決済は、2009 年の定義集の改正で CDS の標準の決済の方法になりました。
最終価格が額面 100 に対して 25 で、CDS の想定元本が 10 億円の架空の例で考えます。CDS の売り手は買い手に 7 億 5,000 万円を払います。オークションで額面 10 億円の債券を売る申し込みをした買い手は、債券の代金 2 億 5,000 万円と合わせて 10 億円を受け取り、現物決済と同じ結果になります。