XVA には、CVA、DVA、FVA、MVA、KVA などが含まれます。各調整は、担保や信用リスクを考えないで求めたデリバティブの時価(リスク・フリーの時価)に足し引きします。CVA と FVA は時価を下げ、DVA は時価を上げる向きに働きます。

どの調整を取引の価格に入れるかは、調整ごとに違います。2017 年の日本銀行金融研究所の論文の時点では、CVA、DVA、FVA は欧米の金融機関を中心に時価評価の対象として定着しつつあった一方で、規制資本のコストを反映する KVA を価格に入れるかには市場の合意がありませんでした。