先物取引では、取引してから、反対売買(転売、買戻し)か最終決済のどれかで決済するまでの約定を未決済約定といい、その数量が建玉です1。オプションでは、権利行使による決済がまだの約定の数量を指します2。

日経225先物を 3 枚(先物の数量の単位)買う架空の例で考えます。買建玉は 3 枚です。このうち 1 枚を転売すると買建玉は 2 枚になります。残る 2 枚は、取引最終日までに転売しなければ、満期に特別清算数値(SQ 値)で最終決済されます1。

東京商品取引所(TOCOM)の商品先物取引では、建玉を取組高ともいいます。日本取引所グループの用語集は、「取組高」をこの範囲の言葉としています3。持ち高(ポジション)との使い分けは、持ち高の項目で説明しています。

英語では、日本取引所グループの統計ページが open interest の語を使い、各月の最終営業日 19 時時点の数だと注記しています4。1 人の取引者が持つ建玉を言うときは、このサイトの英語版は open position(tategyoku)と書き、英語版の見出し語も Open position にしています。

注

  1. 大阪取引所「契約(取引成立)から満期まで(先物)」(北浜投資塾)。 ↩ ↩2

  2. 日本取引所グループ「建玉」(用語集)。 ↩

  3. 日本取引所グループ「建玉」(用語集)と「取組高」(用語集)。「取組高」の項目は、この言葉を東京商品取引所の商品先物取引に限るとしています。 ↩

  4. 日本取引所グループ「Summary of Statistics」(デリバティブ市場の統計の英語ページ)。「Open Interest」は各月の最終営業日 19 時時点だという注記があります。 ↩