買い持ちは、株式や債券、外貨などの金融資産を、買った状態のまま持っていることです。売った状態のまま持っていることが売り持ちです1。買い持ちが上回っている状態がロング、売り持ちが上回っている状態がショートで、つり合っている状態をスクエアといいます2。

ある先物を 3 枚(先物の数量の単位)買い、1 枚を反対売買の転売で決済する架空の例で考えます。2 枚が残るので、買い持ちの持ち高が 2 枚残ります(ロング)。そこから 2 枚を売ればつり合い、持ち高はスクエアになります。

持ち高と建玉は、資料では同じ意味で使うことがあります。日本取引所グループの用語集は「ポジション」の項目で建玉を見るよう案内し3、大和証券の用語集は、未決済のまま残った約定を「ポジション」ともいい、「建玉」ともいうと説明しています4。このサイトでは、取引所取引で決済が済んでいない約定の数量を数えるときは建玉(日本取引所グループの説明)、買い持ちと売り持ちのどちらが上回るかを言うときは持ち高(大和証券のロング・ショート・スクエアの説明)と書きます。

注

  1. 大和証券「買い持ち」(金融・証券用語解説集)。 ↩

  2. 大和証券「ロングポジション」「ショートポジション」(金融・証券用語解説集)。外国為替取引、信用取引、先物・オプション取引などで使う言葉とされています。 ↩

  3. 日本取引所グループ「ポジション」(用語集)は「建玉をご参照ください」としています。 ↩

  4. 大和証券「ポジション」(金融・証券用語解説集)。 ↩