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デリバティブ・コンパス

理解度チェック: 日付と日数計算

最終確認日: 2026年9月24日

下書きです。公開前の確認のために表示しています。

「日付と日数計算」の章の内容を確かめる 4 問の問題です。選択肢を選んで「回答する」を押すと、正解と解説が出ます。「正解と解説」を開いて、先に答えを見ることもできます。

  1. 問 1

    架空の例として、元本 1 億円を金利 2% で、2026 年 3 月 15 日から 8 月 31 日まで運用し、利息の円未満は四捨五入します。日数計算の慣行を Act/360 にすると、利息はいくらですか。

    正解と解説

    正解: B

    Act/360 は、期間の実際の日数を数え、360 で割って年に直します。期間の日数は、開始日を含め、終了日を含めずに数えます。3 月は 15 日から 31 日までの 17 日、4 月から 7 月は 30 日、31 日、30 日、31 日、8 月は 1 日から 30 日までの 30 日で、合わせて 169 日です。利息は 1 億円 × 2% × 169 ÷ 360 で、938,889 円です。

    926,027 円は、同じ 169 日を 365 で割る Act/365F の利息です。922,222 円は 1 か月を 30 日とみなして 166 日と数える 30/360 の利息、916,667 円は 165 日と数える 30E/360 の利息です。この期間は、169 日を 360 で割る Act/360 の利息がいちばん大きくなります。

    詳しくは: 日数計算の慣行

  2. 問 2

    架空の例として、元本 1 億円、金利 2% で、2026 年 2 月 15 日から 3 月 15 日までの 1 か月の利息を計算し、円未満は四捨五入します。Act/360 と 30/360 では、どちらの利息が大きくなりますか。

    正解と解説

    正解: C

    この 1 か月の実際の日数は 28 日ですが、30/360 は 30 日と数えます。利息は、30/360 が 166,667 円、Act/360 が 155,556 円で、30/360 のほうが大きくなります。2 月の実際の日数(28 日、うるう年は 29 日)が 30 日より少ないためです。30E/360 もこの期間を 30 日と数え、利息は 30/360 と同じ 166,667 円です。

    Act/360 の利息がいつもいちばん大きいと考えると、Act/360 を選びます。しかし、31 日の月が多い期間なら、実際の日数が 30 日ずつ数えた日数より多くなり、Act/360 の利息が 30/360 より大きくなります。どの慣行の利息が大きいかは、期間がどの月を含むかで入れ替わります。「どちらも同じ」は、実際の日数と 30 日ずつ数えた日数がこの期間では違うため、当てはまりません。

    詳しくは: 日数計算の慣行

  3. 問 3

    利払日の予定日が 2026 年 12 月 31 日(木)で、東京の休日カレンダーを使います。営業日の調整を修正翌営業日にすると、受け払いの日はいつですか。

    正解と解説

    正解: B

    修正翌営業日では、受け払いの日は 2026 年 12 月 30 日(水)になります。東京の休日は日本の銀行の休日で、日曜日、土曜日、国民の祝日に関する法律の休日、12 月 31 日から 1 月 3 日までです。12 月 31 日は、祝日ではなく 2026 年は木曜日ですが、銀行の休日のため、予定日をずらします。修正翌営業日は、予定日の次の営業日にずらします。ただし、その日が翌月になるときは、予定日の直前の営業日にずらします。次の営業日の 2027 年 1 月 4 日(月)は翌月(翌年)に入るため、直前の営業日の 12 月 30 日(水)にずらします。

    2027 年 1 月 4 日(月)は、次の営業日にずらす翌営業日の結果です。12 月 31 日(木)のままにするのは、平日なら営業日と考えたときの誤りです。

    詳しくは: 営業日の調整と休日カレンダー

  4. 問 4

    架空の例として、想定元本 100 億円、固定金利 1% の利息を、2026 年 7 月 31 日(金)から予定日の 10 月 31 日(土)まで計算します。日数は実際の日数を 365 で割り、円未満は四捨五入します。翌営業日の決まりで受け払いの日と期間の終わりを 11 月 2 日(月)にずらすと、利息は予定日のまま数えたときと比べてどうなりますか。

    正解と解説

    正解: A

    期間の終わりを 10 月 31 日から 11 月 2 日にずらすと、期間の日数は 92 日から 94 日に 2 日延びます。予定日のままなら、利息は 1 億円 × 92 ÷ 365 で 25,205,479 円です。11 月 2 日までなら 1 億円 × 94 ÷ 365 で 25,753,425 円になり、547,946 円多くなります。1 年分の利息は 100 億円の 1% で、1 億円です。1 日あたりの利息は 1 億円 ÷ 365 で約 27 万 4 千円で、2 日分にあたります。

    273,973 円多くなるのは、1 日分(1 億円 ÷ 365 の 273,972.6 円)だけ延びると数えた場合です。10 月 31 日(土)から 11 月 2 日(月)までは 2 日あります。821,918 円多くなるのは、終了日の 11 月 2 日まで数えて 3 日延びると考え、95 日で計算した場合です。終了日は数えません。547,946 円少なくなるのは、期間が延びることを逆に読んだ場合です。期間が延びるので、利息は増えます。

    詳しくは: 営業日の調整と休日カレンダー