損益の分布が連続なら、期待ショートフォールは、損失が VaR 以上になるという条件のもとでの損失の期待値です。ヒストリカル法やモンテカルロ法の標本は連続の分布ではないため、損益を損失の大きい順に並べ、VaR にあたる順位までの損失を平均して求めます。銀行の自己資本比率の告示は「期待ショート・フォール」と書き、FRTB の内部モデル方式では片側 97.5% の信頼水準で求めます。
200 通りのシナリオの損失の大きい方から 5 個が 3,000 万円、2,400 万円、2,100 万円、1,900 万円、1,600 万円の架空の例で考えます。信頼水準 97.5% の VaR は 5 番目の 1,600 万円、期待ショートフォールは 5 個の平均の 2,200 万円です。