担保のヘアカットは、クレジット・サポート・アネックス(CSA)で、担保の種類ごとの価格の変動の大きさを考えてあらかじめ決めます。2017 年ごろには、金融危機のときに格付けの高い債券でも価格が急に下がったことから、価格の変動がない現金の担保が欧米を中心に広がりつつありました。

時価 100 億円の国債をヘアカット 2% で差し入れる架空の例で考えます。担保としての価値は 98 億円です。日本の証拠金規制でも、現金以外の資産で証拠金を差し入れるときは、時価から金融庁長官が定める割合を掛けた額を差し引いた額で評価します。資産の通貨が取引で決めた通貨と違うときは、さらに別の割合の分を差し引きます。